2026年度予算関連資料に41カ所の誤り、防衛省が最多11件──佐藤官房副長官が謝罪
要約
2026年度予算の関連資料に計41カ所の誤記が見つかり、佐藤啓官房副長官が国会で謝罪しました。防衛省の11件を筆頭に計8省庁でミスが発覚しており、公文書管理の徹底とチェック体制の不備が改めて問われています。
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予算関連資料に41カ所の誤り判明
政府が参議院予算委員会に提出した2026年度予算の関連資料に、計41カ所の誤りが含まれていたことが明らかになった。佐藤啓官房副長官が4月17日、参院予算委員会の理事懇談会に出席し、謝罪を行った。
誤りは複数の省庁にまたがっており、省庁別では防衛省が11件と最多だった。次いで環境省と外務省がそれぞれ6件、厚生労働省が5件、法務省と文部科学省がそれぞれ4件、内閣府と国土交通省がそれぞれ2件となっている。
具体的な誤りの内容は明らかにされず
資料における具体的な誤りの内容や発生原因については、現時点で詳細は明らかにされていない。また、上記8省庁の誤り件数を合計すると40件となり、残る1件がどの組織に属するものかも判明していない。
問われる公文書の信頼性
予算関連資料は、国会における予算審議の基礎となる重要な公文書である。参院予算委員会は衆議院とともに内閣提出の予算案を審議する常任委員会であり、予算そのものに加えて国政全般にわたる議論が行われる場でもある。こうした場に提出される資料に多数の誤りが含まれていたことは、審議の前提となる情報の正確性に疑問を投げかけるものだ。
近年、公文書の不適切な管理や情報の隠蔽に関連する事案が相次いでおり、公文書管理のあり方に対する関心が高まっている。今回の41カ所にわたる誤りが、関係省庁のチェック体制にどのような課題を示すのか、今後の国会審議でも追及が行われる可能性がある。