2026/5/13
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経済

日経平均が最高値更新、前引け6万2930円 米ハイテク株安跳ね返す

要約

13日午前の東京株式市場で日経平均株価が続伸し、前引け時点で過去最高値を更新しました。朝方の米ハイテク株安を、好業績銘柄や日銀の利上げ観測に伴う銀行・保険セクターへの買いが跳ね返す形となりました。

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日経平均、前引けで最高値更新

2026年5月13日午前の東京株式市場で、日経平均株価が続伸し、前引け時点で過去最高値を更新した。午前終値は前日比187円63銭(0.30%)高の6万2930円20銭。従来の最高値である6万2833円を約100円上回った。

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※画像はイメージです

朝方は前日の米ハイテク株安の流れを引き継ぎ、日経平均は一時400円超の下落となる場面があった。しかし、好業績銘柄に対する買いが入り、相場は徐々に持ち直した。

日銀利上げ観測が銀行・保険株を押し上げ

相場回復の背景には、日本銀行の利上げ観測がある。日銀は12日、4月27〜28日に開催した金融政策決定会合の「主な意見」を公表しており、次回以降の利上げに対する市場の期待が高まっている。

大和証券の高取千誉シニアストラテジストは「日銀の次回会合での利上げ観測から銀行や保険が買われていることもあり、相場全体は堅調な印象」と指摘する。利上げは銀行や保険会社の収益改善につながるとの見方から、これらのセクターに資金が流入した。

TOPIX・JPXプライム150も続伸

東証株価指数(TOPIX)も続伸し、午前終値は前日比39.24ポイント(1.01%)高の3912.14となった。JPXプライム150指数も同様に続伸した。

東証プライム市場の売買代金は概算で5兆2676億円。値上がり銘柄数は1024と、値下がりの496、横ばいの51を大きく上回り、買い優勢の展開となった。

米ハイテク株安による下押し圧力を跳ね返し、日経平均が取引時間中に最高値を更新した今回の動きは、日本株市場の底堅さを改めて示す格好となった。後場の動向にも市場の注目が集まる。