磐越道バス事故 発生から12日、容疑者立ち会いのもと現場検証を実施
要約
福島県郡山市の磐越自動車道で5月6日に発生した高校生らの死傷事故をめぐり、福島県警は18日、逮捕された運転手の男を現場に立ち会わせ実況見分を行った。
事故から12日、現場で実況見分
福島県郡山市の磐越自動車道で5月6日に発生したバス事故について、福島県警は18日、バスを運転していた容疑者を事故現場に立ち会わせ、当時の状況を調べる現場検証を実施した。
この事故は、部活動の遠征中だった高校生らが乗ったマイクロバスがガードレールに衝突し、後続車も追突したもので、生徒1名が死亡、生徒を含む26名が負傷した。バスには新潟市の北越高校男子ソフトテニス部員らが乗車していた。
無免許運転の68歳男を逮捕
バスを運転していたのは68歳の無職の男性で、旅客運送に必要な第二種運転免許を所持していなかった。事故後、過失運転致死傷の疑いで逮捕されている。この運転手は、事故の約2週間前から3度にわたり事故を繰り返していたことも判明している。
18日の実況見分では、損壊状況から衝突直前の速度などを裏付ける捜査が行われた。事故の具体的な原因については引き続き捜査が進められている。
バス手配の経緯に食い違い
事故をめぐっては、バスの手配経緯についても疑問が浮上している。学校側はバス会社「蒲原鉄道」に貸切バスの手配を依頼したと説明しているが、蒲原鉄道側は「会社として手配したのではなく、営業担当者が個人的に対応した」と説明しており、両者の間で主張に食い違いが生じている。学校側が「レンタカーの手配を依頼した」「費用を安く抑えたい」と求めていたとの指摘もあり、バス手配の実態解明が焦点の一つとなっている。
事故現場は緩やかな右カーブで、地元住民からは「事故多発区域」との声も上がっている。カーブ手前のスペースから車線が急になくなるように錯覚しやすい構造になっている可能性も指摘されており、道路環境についても今後検証が進む見通しである。
磐越自動車道でバス事故発生
午前7時40分頃、北越高校の部活遠征中のマイクロバスがガードレールに衝突。生徒1名が死亡、26名が負傷した。
運転手を過失運転致死傷容疑で逮捕
68歳の無職男性。旅客運送に必要な第二種運転免許を持たずにバスを運転していたことが判明。
容疑者立ち会いのもと現場検証
福島県警が事故現場で実況見分を実施。損壊状況から衝突直前の速度などの裏付け捜査を行った。