2026/5/20
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社会

岩手・西和賀町の山林で85歳男性の遺体発見、クマに襲われた可能性

要約

岩手県西和賀町の山林で、85歳の農業男性が損傷の激しい遺体で見つかった。遺体の状況や現場付近でのクマの目撃情報から、警察が詳しく調べている。

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岩手県西和賀町小繫沢の山林にある沢で20日、地元に住む85歳の農業男性の遺体が発見された。遺体には服がはぎ取られ、引っかかれたような傷痕があり、岩手県警北上署はクマに襲われた可能性が高いとみて調査を進めている。\n\n

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※画像はイメージです
\n\n## 自宅から約300メートルの沢で家族が発見\n\n北上署などによると、男性は同日午前5時ごろに自宅を外出。山菜採りに出かけていたとみられる。その後、家族が自宅近くの沢で遺体を発見した。遺体が見つかった現場は自宅から約300メートルの地点で、JRゆだ高原駅から東へ約1.5キロの山林内に位置する。\n\n遺体は損傷が激しく、服がはぎ取られた状態で、体には引っかかれたような傷痕が残されていた。\n\n## 現場付近でクマを目撃、猟友会が出動\n\n通報を受けて駆け付けた消防隊員らは、男性の自宅周辺や遺体の近くでクマを目撃した。この情報を受け、地元猟友会が現場に出動している。\n\n北上署は、遺体の状況や現場でのクマの目撃情報などから、男性がクマに襲われた可能性が高いとみているが、直接の死因がクマの襲撃によるものかどうかについては確定しておらず、引き続き調査を行っている。\n\n## 岩手県内で相次ぐクマ被害\n\n岩手県内では近年、クマによる人身被害が相次いでいる。2026年度に入ってからも、4月の紫波町、5月の八幡平市に続き、今回の西和賀町と県内各地でクマに関連するとみられる被害が報告されている。山菜採りのシーズンを迎え、山林に入る機会が増えるこの時期、クマとの遭遇リスクが高まっている。