2026/4/3
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政治

岡田克也元外相が三重3区で落選確実 比例重複せず議席失う

要約

中道改革連合の岡田克也元外相が三重3区で落選確実となった。岡田氏は本人の意向により比例代表との重複立候補をしておらず、復活当選の道も断たれた形だ。小選挙区制導入以降10連勝を重ねてきた重鎮の敗北は、政界に大きな衝撃を与えている。

岡田元外相、三重3区で落選確実

共同通信によると、2月9日未明、三重3区で中道改革連合の岡田克也元外相の落選が確実となった。岡田氏は比例代表との重複立候補をしておらず、比例での復活当選の可能性はない。

岡田氏が比例重複立候補をしなかったのは本人の意向によるものとされる。小選挙区一本での勝負に臨んだが、及ばなかった。

「不落の地盤」で12期連続当選の記録途絶える

岡田氏は1996年の小選挙区制導入以降、三重3区で10連勝を重ね、中選挙区時代を含めると計12期連続で当選を果たしてきた。民主党の結成に参加し、2004年には民主党代表に就任。2009年の民主党政権では外務大臣を務めるなど、長年にわたり野党政治の中心的な存在であり続けた。その岡田氏が地元選挙区で議席を失う事態は、極めて異例といえる。

中道改革連合、複数幹部が小選挙区で敗北

岡田氏が所属する中道改革連合は、2025年1月に立憲民主党と公明党の合流により発足した新党である。しかし今回の衆議院選挙では、岡田氏のほかにも小沢一郎氏や安住淳氏、海江田万里氏といった複数の幹部が小選挙区で敗北しており、発足間もない新党に対する異例の逆風が浮き彫りとなっている。

三重3区、自民が議席奪還

三重3区では投票前の情勢調査で中道改革連合がやや優位とみられていたが、最終的には自民党の元職・石原正敬氏が当選を確実にした。長年にわたり岡田氏が守り続けてきた同選挙区の勢力図が塗り替わることとなった。