2026/4/1
nippon-post.com
経済

日経平均が過去最高値更新、終値5万6363円 衆院選圧勝と米株高が追い風

要約

9日の東京株式市場で日経平均株価が前営業日比2110円高の5万6363円で取引を終え、過去最高値を更新した。自民党の衆院選圧勝による政治リスク低下と、米ダウ平均の5万ドル突破が買い材料となった。

ダウ平均株価大和証券日経平均株価海外投資家衆院選

日経平均、終値5万6363円で過去最高値を更新

9日の東京株式市場で、日経平均株価が大幅に上昇し、終値は前営業日比2110円高の5万6363円となった。過去最高値を更新する歴史的な値動きとなった。

上昇の背景には、自民党が衆議院選挙で圧勝し、単独で3分の2以上の議席を獲得したことがある。市場では政治の安定が好感され、買い注文が膨らんだ。さらに、6日の米国市場でダウ平均株価が史上初めて5万ドルを突破したことも、投資家心理を大きく改善させた。

海外投資家の資金流入に期待

大和証券の坪井裕豪チーフストラテジストは「海外投資家から見ますと、日本の政治リスクが大きく低下しているというふうに見ます。選挙が終わった後に海外投資家が日本株に投資資金を振り向けるという動きが今後も強まっていくんじゃないのかなと」と分析した。

与党の圧勝により政策の実行力が高まるとの見方が広がっており、海外の機関投資家が日本市場に資金を振り向ける動きが加速するとの期待が高まっている。

年末6万円台半ばの見通しも

大和証券は日経平均の年末見通しについて、従来の6万円から6万円台半ばへ上方修正する予定であることが明らかになった。衆院選の結果と米国株の堅調な推移を踏まえ、日本株の先高観が一段と強まっている格好だ。

自民党が単独で衆議院の3分の2以上を確保したことで、政策運営の安定基盤が強まったとの見方が市場関係者の間で広がっている。政治の安定が中長期的な株価の押し上げ要因になるとの期待が高まっている。