2026/4/1
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経済

日経平均株価、2日連続で取引時間中の最高値更新 「高市トレード」広がる

要約

10日の東京株式市場で日経平均株価が2日連続で取引時間中の最高値を更新した。前日比448円07銭高の5万6812円01銭で始まり、一時5万7000円台に乗せる場面もあった。8日の衆院選で自民党が316議席を獲得したことを受け、「高市トレード」と呼ばれる買いの動きが広がっている。

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5万7000円台に到達、衆院選大勝が追い風

10日の東京株式市場で、日経平均株価が2日連続で取引時間中の最高値を更新した。始値は前日比448円07銭高の5万6812円01銭となり、取引時間中には5万7000円台に乗せる場面があった。前日9日に続く記録更新で、上昇の勢いが続いている。

背景にあるのは、8日に行われた衆院選の結果だ。自民党が単独で316議席を獲得し、3分の2を超える議席を確保した。市場では政権基盤の強化を好感し、「高市トレード」と呼ばれる動きが広がっている。

「高市トレード」が市場を席巻

高市政権の発足以降、市場では政権の経済政策への期待から株式を買い進める動きが「高市トレード」と呼ばれてきた。今回の衆院選で自民党が圧倒的な議席数を獲得したことで、予算編成や政策推進が円滑に進むとの期待が投資家心理の改善につながっているとみられる。

野村證券は2026年末の日経平均予想として5万5000円を提示しているが、足元の株価はすでにこの水準を上回って推移している。

4万円突破から1年余りで5万7000円台へ

日経平均株価は2024年2月に34年ぶりにバブル期の史上最高値を更新し、同年3月には初めて4万円台を突破した。そこからわずか1年余りで5万7000円台に到達したことになり、上昇ペースの速さが際立っている。