プルデンシャル生命、顧客からの補償申請が約300件に 得丸社長が会見で明らかに
要約
* **補償申請:** プルデンシャル生命保険に対する顧客からの補償申請が9日までに約300件に達した * **金銭詐取問題:** 社員・元社員による顧客からの金銭詐取などの不適切行為が発覚している * **社長会見:** 得丸博充社長が記者会見で申請件数を公表した
コンプライアンスプルデンシャル生命不祥事生命保険金融庁
プルデンシャル生命保険の得丸博充社長は記者会見を開き、社員らによる金銭詐取などの問題を受けて顧客から寄せられた補償申請が、9日までに約300件に上ったことを明らかにした。
補償申請が約300件に
プルデンシャル生命では、営業職員らによる顧客からの金銭詐取などの不適切行為が発覚。問題の公表後、同社は顧客からの補償申請の受け付けを開始していた。得丸社長は会見で、9日時点での申請件数が約300件に達したと説明した。
一連の問題の経緯
同社では1991年から2025年にかけて、社員・元社員107人が顧客約503人から総額約31億4000万円を不適切に受領していたことが判明している。このうち未返金額は約22億9000万円に上る。問題を受け、前任の真田眞社長が引責辞任し、得丸博充氏が後任の社長に就任した。
今後の対応
同社は2月9日から90日間の新規販売の自主停止や、営業職員の新規採用停止を決定。外部弁護士4名で構成する「お客さま補償委員会」を発足させ、補償の審査にあたる方針を示している。在職中の職員による受領分は審査なしで全額補償し、退職後の受領分は第三者委員会の審査を経て判断するとしている。報酬制度の見直しやガバナンス強化にも取り組む考えだ。