東京円相場、一時155円15銭まで上昇 中国の米国債保有抑制報道が円買い誘う
要約
* **円相場:** 10日午後の東京市場で1ドル=155円26〜27銭を記録し、前日比1円32銭の円高・ドル安 * **約1週間ぶり高値:** 一時155円15銭近辺まで円高が進行 * **中国発の材料:** 中国政府が金融機関に米国債保有の抑制を指示したとの報道がドル売りを後押し * **今週の注目指標:** 10日に米小売売上高、11日に米雇用統計の発表を控える
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円相場、前日比1円32銭の円高に
2026年2月10日午後の東京外国為替市場で、円相場が上げ幅を広げた。14時時点で1ドル=155円26〜27銭となり、前日17時時点と比べて1円32銭の円高・ドル安水準で推移している。一時は155円15銭近辺まで円高が進み、約1週間ぶりの高値を付けた。
中国の米国債保有抑制報道が背景に
円買い・ドル売りの材料となったのは、中国政府が米国債の保有を抑制するよう国内の金融機関に指示したとの報道である。中国の投資家がドル建て資産から離れるとの警戒感が広がり、ドル売りの動きにつながった。
米経済指標の発表控え市場は神経質な展開
今週は米国で重要な経済指標の発表が相次ぐ。10日には2025年12月の小売売上高、11日には1月の雇用統計がそれぞれ発表される予定で、米国の消費動向や労働市場の現状を見極めたいとの思惑も相場に影響を与えているとみられる。市場では米国経済の減速を示す内容になるとの見方も出ており、円高・ドル安の流れが続くかどうか注目が集まっている。