2026/4/1
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経済

日経平均3営業日で4000円上昇、テクニカル指標は過熱示唆――衆院選の自民大勝が追い風

要約

* **日経平均:** 10日午前の前引けで前日比1562円高の5万7926円を記録 * **3営業日の上昇幅:** 累計4000円に達し、急ピッチの上昇が続く * **衆院選:** 8日投開票で自民党が大勝、政治安定への期待が広がる * **海外投資家:** 買いが継続し、相場の押し上げ要因に * **過熱感:** テクニカル指標が軒並み警戒水準を示唆

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前引けで1562円高、5万7926円に

10日午前の東京株式市場で、日経平均株価は大幅続伸した。前引けは前日比1562円高の5万7926円。寄り付きから400円あまり上昇して始まり、前引けまでに上げ幅を拡大した。

この3営業日での累計上昇幅は4000円に達した。8日に投開票された衆議院議員総選挙で自民党が大勝したことを受け、政治基盤の安定化に対する期待感が市場全体に広がっている。

海外投資家の買いが相場を牽引

上昇の背景には、海外投資家による継続的な買いがある。衆院選での自民党大勝により政治リスクが後退したとの見方から、海外勢の日本株への資金流入が続いている。

選挙後の最初の本格的な取引日となった10日は、その動きが一段と加速した形だ。寄り付きの段階から強い買い意欲が示され、前場を通じて買いが継続した。

テクニカル指標は軒並み過熱を示唆

一方で、急ピッチの上昇に対する警戒感も浮上している。テクニカル指標は軒並み過熱を示唆しており、3営業日で4000円という上昇スピードは、短期的な調整リスクを意識させる水準にある。

選挙結果を好感した買いがどこまで続くのか、市場参加者の間では楽観と慎重の見方が交錯している。政治の安定という好材料がある一方、急騰後の反動に対する備えも求められる局面だ。