マツダ、4-12月期に147億円の最終赤字 米関税措置が直撃し5年ぶり
要約
マツダが2025年4月から12月までの9か月間の決算で147億円の最終赤字を計上した。米国の輸入車に対する追加関税措置が収益を圧迫し、2020年以来5年ぶりの赤字転落となった。
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マツダが147億円の最終赤字を計上
マツダは、2025年4月から12月までの9か月間のグループ連結決算を発表した。最終的な損益は147億円の赤字となった。この時期に最終赤字を計上するのは、新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に販売が落ち込んだ2020年以来のことである。
米関税措置の影響が直撃
赤字の要因とされているのは、米国の関税措置の影響である。米国では2025年4月以降、輸入車に対する追加関税が導入され、日本から米国への輸出比率が高いマツダの収益を大きく圧迫した。
日本の自動車メーカー各社も関税の影響を受けており、マツダのほかにも赤字や大幅減益に陥るメーカーが相次いでいる。マツダは米国での販売台数のうち輸出車の割合が高く、関税の影響をとりわけ強く受ける構造にあった。
5年ぶりの赤字転落
マツダが最終赤字を計上したのは、新型コロナウイルスの世界的流行により自動車販売が急減した2020年度以来、約5年ぶりとなる。当時は感染拡大に伴う需要の蒸発が原因だったが、今回は米国の通商政策という外部要因が主な原因である。
マツダは今後の業績見通しや具体的な対応策について、現時点では明らかにしていない。