NY外為市場で1円48銭の円高ドル安、154円台前半に
要約
10日のニューヨーク外国為替市場で円相場は前日比1円48銭の円高ドル安となり、午後5時現在で1ドル=154円34~44銭で取引された。日米金利差の縮小観測が円買い材料となっている。
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円相場、154円台前半に上昇
10日のニューヨーク外国為替市場で、円相場は前日比1円48銭の円高ドル安となった。午後5時現在、1ドル=154円34~44銭で取引されている。
前日は155円82~92銭近辺で推移しており、1日で1円以上の円高方向への変動となった。
日米の金融政策が背景に
円高ドル安の背景には、日米の金融政策を巡る思惑がある。日本銀行は2025年12月に政策金利を0.75%に引き上げており、2026年も追加利上げの観測が市場に広がっている。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げ回数の見通しを当初の3回から1回程度に下方修正しており、日米金利差の縮小が意識されやすい局面が続いている。
市場の見通し
主要な金融機関の2026年末のドル円見通しは、140円から150円の範囲に集中しており、円高基調が継続するとの見方が大勢を占めている。ただし、地政学的リスクや日銀の利上げペースなど不透明な要因も多く、市場関係者の間では慎重な見方も根強い。