2026/4/1
nippon-post.com
経済

日経平均株価、初の5万8000円台に到達 史上最高値を更新

要約

2024年2月に34年ぶりの最高値を更新して以降、上昇基調を続けてきた日経平均株価が2026年2月12日、初めて5万8000円台に到達した。企業業績の改善やAI関連銘柄への期待などが背景にある。

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日経平均、5万8000円の大台に

日経平均株価が2026年2月12日、5万8000円台に到達した。この水準に達するのは初めてで、史上最高値を更新した。

日経平均は2024年2月22日に1989年のバブル期につけた3万8915円を34年ぶりに上回って以降、断続的に最高値を更新してきた。2024年7月には4万2224円、2025年8月には4万3000円台、同年10月には5万2411円を記録。直近では2026年1月に5万2518円で約2カ月ぶりに最高値を更新していた。

上昇の背景

市場では複数の要因が指摘されている。企業の1株当たり利益(EPS)が前年比13%上昇するなど業績改善が進んでいることに加え、自社株買いの加速やコーポレート・ガバナンスの改善が海外投資家の信頼を高めている。AI・半導体関連銘柄への投資資金の集中も相場を押し上げる要因となっている。

また、円安を背景とした輸出企業の収益改善期待や、高市政権の成長戦略への期待感も市場心理を支えているとみられる。

市場の見通し

2026年末の日経平均について、証券各社の予想は分かれている。強気シナリオでは6万2000円前後、基本シナリオでは5万3000円から5万8000円、慎重シナリオでは5万5000円との見方が示されている。

一方、長期金利の上昇や円高への転換、AIブームの持続性への懸念など、リスク要因も意識されている。