2026/4/1
nippon-post.com
経済

ホンダ株価4%超下落、4〜12月期の大幅減益と通期予想据え置きを市場が嫌気

要約

ホンダが10日に発表した2025年4〜12月期連結決算で営業利益が前年同期比で大幅に減少。通期業績予想も据え置かれたことで、12日の東京市場では株価が前営業日比69円安の1600円50銭となり、4.13%の下落となった。

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決算発表翌日、株価は1600円台に

ホンダ(7267)の株価が12日の東京株式市場で反落している。午前9時35分時点で前営業日比69円安(4.13%安)の1600円50銭をつけた。

10日に発表された2025年4〜12月期の連結決算(国際会計基準)で、営業利益が前年同期比で大幅に減少したことが売り材料となった。

通期予想据え置きも失望感

市場では、業績の悪化に加え、通期の業績予想が据え置かれたことへの失望感が広がっている。足元の減益傾向にもかかわらず見通しが修正されなかったことで、投資家の間では先行きへの警戒感が強まった形だ。

経営環境の逆風続く

ホンダの業績悪化の背景には、米国の高関税政策による影響やEV関連の一過性費用の計上、アジア・北米での四輪販売の低迷といった複合的な要因がある。為替の円高傾向も収益を圧迫している。一方で二輪事業はアジアを中心に堅調に推移しており、事業間で明暗が分かれる構図となっている。

ホンダは経営戦略の見直しを進めており、EV販売目標の引き下げやハイブリッド車の再強化、電動化投資の圧縮といった軌道修正に着手している。市場では今後の収益回復に向けた具体的な道筋が注目される。