2026/4/1
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経済

NY円相場4日続伸、米長期金利低下で1ドル=152円台に

要約

12日のNY外為市場で円は前日比50銭の円高・ドル安となり、米長期金利が一時4.09%まで低下したことや米経済指標の悪化が背景にある。ナスダック総合指数も2%超下落した。

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米金利低下と経済指標悪化で円買い優勢

2026年2月12日のニューヨーク外国為替市場で、円相場は4日続伸した。前日比50銭円高・ドル安の1ドル=152円75〜85銭で取引を終えた。同日発表された米経済指標が市場予想を下回り、米長期金利が低下したことで日米金利差の縮小が意識され、円買い・ドル売りの流れが強まった。

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※画像はイメージです

12日に発表された週間の米新規失業保険申請件数は22万7000件で、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想の22万5000件を上回った。1月の米中古住宅販売件数も市場予想を下回った。これらの指標悪化を受けて米債券市場では長期金利が低下し、一時4.09%と2025年12月上旬以来の低水準をつけた。

ナスダック総合株価指数が2%あまり下落するなど米株式市場でもリスク回避の動きが広がり、投資家の間で安全資産とされる円を買う動きが加速した。

152円近辺が上値抵抗線との見方

スコシア・キャピタルのショーン・オズボーン氏は「152円近辺が上値抵抗線になっている」と指摘した。円は東京市場の時間帯に152円28銭近辺と2週間ぶりの円高・ドル安水準をつけた。この日の円の変動幅は、高値152円37銭から安値153円71銭の間であった。

対ユーロでも円高進む

円は対ユーロでも3日続伸し、前日比65銭の円高・ユーロ安となる1ユーロ=181円30〜40銭で取引を終えた。取引時間中には一時180円81銭近辺まで上昇し、2025年12月上旬以来の円高・ユーロ安水準を記録した。

ユーロは対ドルで横ばいとなり、1ユーロ=1.1865〜75ドルで取引を終えた。この日のユーロの変動幅は高値1.1890ドルから安値1.1856ドルの間であった。