2026/4/1
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経済

コーナン商事、アレンザHDにTOB実施へ 買い付け総額約218億円

要約

ホームセンター大手のコーナン商事が、同業のアレンザホールディングスに対し1株1465円で株式公開買い付けを実施する。業界再編が加速するなか、約218億円規模の大型案件となる。

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コーナン商事がアレンザHDにTOB、1株1465円

コーナン商事は13日、ホームセンターを運営するアレンザホールディングス(HD)に対し、株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。買い付け価格は1株あたり1465円で、買い付け総額は約218億円となる。

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※画像はイメージです

ホームセンター業界で大型再編

アレンザHDは東北・東海・中国四国地方を中心にホームセンター事業を展開する企業である。ダイユーエイトやタイムなど複数のブランドを傘下に持ち、2019年にバローホールディングスの連結子会社となった経緯がある。現在、バローHDがアレンザHD株式の50.55%を保有している。

今回のTOBは、ホームセンター業界で進む再編の流れを象徴する動きだ。市場の成熟化やEC・異業種との競争激化を背景に、業界ではスケールメリットの追求や経営効率化を目的としたM&Aが相次いでいる。

業界地図の変化に注目

コーナン商事は近畿地方を地盤とするホームセンター大手である。アレンザHDの株式取得が実現すれば、コーナンは業界トップクラスの企業規模を確保することになり、ホームセンター業界の勢力図に大きな変化をもたらす可能性がある。

今後はTOBの成否や、両社の経営統合の具体的な方針が焦点となる。