2026/4/1
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経済

日経平均が続落、一時900円超安 米ハイテク株安と利益確定売りが重なる

要約

13日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、一時900円を超える下げとなった。今週3000円以上上昇していた反動に加え、前日の米株安やソフトバンクグループの決算を受けた売りが重なり、心理的節目の5万7000円を一時割り込んだ。

TOPIXソフトバンクG利益確定売り日経平均株価東京株式市場

日経平均、午前終値は413円安の5万7226円

2026年2月13日午前の東京株式市場で、日経平均株価は続落した。午前の終値は前日比413円25銭(0.72%)安の5万7226円59銭。下げ幅は一時900円を超え、心理的節目である5万7000円を一時下回る場面もあった。

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前日12日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要指数が下落したことが東京市場の重荷となった。米国市場では、AI(人工知能)が既存企業の業務を代替するとの懸念からソフトウエアや大型ハイテク株に売りが広がっていた。

今週3000円超の急騰後、利益確定の動き

日経平均は今週に入り3000円以上上昇していた。2月8日の衆院選投開票で自民党が大勝したことを受けた買いが先行していたが、短期的な過熱感が意識され、週末を控えた利益確定売りが膨らんだ。国内主要企業の決算がピークを迎えていることも、投資家の慎重姿勢につながった。

SBGが日経平均を約250円押し下げ

個別銘柄では、12日に四半期決算を発表したソフトバンクグループ(SBG)が大幅安となり、日経平均を約250円押し下げた。NEC、野村総研、ベイカレントにも売りが優勢だったほか、リクルート、ファナック、信越化も下げた。

一方、東京エレクトロンには買いが入った。12日夕の米株式市場の時間外取引で、半導体製造装置大手アプライドマテリアルズが市場予想を上回る業績見通しを発表し10%以上上昇したことが追い風となった。トヨタ、イビデン、味の素も上昇した。

TOPIX・プライム市場も軟調

東証株価指数(TOPIX)は反落し、前引けは37.57ポイント(0.97%)安の3844.59だった。JPXプライム150指数も反落し、15.60ポイント(0.97%)安の1592.10で前場を終えた。

東証プライム市場の前引け時点の売買代金は概算で5兆6181億円、売買高は16億9608万株だった。値下がり銘柄数は1296、値上がり銘柄数は269、横ばいは29と、全体の約8割の銘柄が下落する全面安の展開となった。