日銀・植田総裁と高市首相が衆院選後初の会談、「金融政策への要望なし」
要約
日本銀行の植田和男総裁が2月16日夕、首相官邸で高市早苗首相と約15分間会談した。植田氏は「金融政策に対する首相からの要望は特にない」と記者団に述べ、会談を定期的な意見交換と説明した。
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衆院選後初、約15分の会談
日本銀行の植田和男総裁は2月16日夕、首相官邸で高市早苗首相と会談した。2月8日の衆院選で自民党が圧勝して以降、両者が顔を合わせるのは初めて。前回の会談は昨年11月で、約3カ月ぶりとなった。
会談は約15分間行われた。終了後、植田氏は記者団の取材に応じ、会談の趣旨について「定期的な、一般的な意見交換でお会いした」と説明した。
「要望は特にございません」
注目された金融政策に関するやり取りについて、植田氏は「(金融政策に対する首相からの要望は)特にございません」と明言した。会談の具体的な内容については「色んなことをお話ししたが、具体的なことは控えさせていただく」と述べるにとどめた。
積極財政と金融政策の行方
高市首相は「責任ある積極財政」を掲げており、政府の財政運営と日銀の金融政策の関係は市場の関心事となっている。衆院選での圧勝を経て新たな政権基盤を固めた高市首相と、金融政策の正常化を進める植田総裁との間で、今後どのような対話が行われるかが引き続き注目される。