コメ業者間取引価格、3カ月連続の値下がり 1月は3万5465円
要約
農林水産省が発表した2025年1月の玄米60kgあたり業者間取引価格は前月比610円安の3万5465円となり、2024年10月のピークから3カ月連続で下落した。ただし前年同月比では37%高い水準が続いている。
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1月の取引価格は3万5465円、前月比2%安
農林水産省が2月17日に発表した2025年1月のコメの業者間取引価格は、1等米の玄米60kgあたり税込み3万5465円だった。前月比で610円(約2%)の値下がりとなり、2024年11月から3カ月連続の下落となった。
この取引価格は、農協(JA)などの集荷業者と卸売業者の間で成立した契約価格の平均値である。直近のピークは2024年10月の3万7058円で、そこから約1600円下がったことになる。
前年比では37%高、依然として高水準
3カ月連続の値下がりとはいえ、価格水準は依然として高い。1年前の2024年1月と比べると9538円(37%)高い水準にある。2024年夏以降に急騰した価格が、秋のピークを過ぎて調整局面に入った形だ。
契約数量は12万9千トン、過去3番目の少なさ
2025年1月の契約数量は12万9千トンで、2006年産以降の比較可能な期間において1月としては3番目に少ない水準だった。昨年産米はそれ以前、例年を上回るペースで契約が進んでいたが、足元では契約のペースが鈍化している。
高値圏での推移が続く中、在庫の状況や今後の需給バランスが価格の行方を左右することになる。