2026/4/1
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経済

NYダウ小幅続伸、ナスダックは5営業日ぶり反発 米イラン核協議の進展が追い風

要約

ダウ平均は前週末比32ドル26セント高の4万9533ドル19セントで取引を終えた。米国とイランがスイスで核問題を協議し「主要な指針について大枠で合意」と伝わったことで、中東の地政学リスク低下が意識された。

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ダウ続伸、ナスダック5営業日ぶり反発

2026年2月17日の米国株式市場で、ダウ工業株30種平均は続伸した。終値は前週末比32ドル26セント(0.06%)高の4万9533ドル19セントだった。ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反発し、前週末比31.713ポイント(0.14%)高の2万2578.384(速報値)で取引を終えた。

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米国とイランが同日、スイスで核問題について協議を実施。ロイター通信によると、イランのアラグチ外相は「米国とイランは核問題の主要な指針について大枠で合意に達した」と述べた。この報道を受けて中東の地政学リスク低下が意識され、米原油先物相場が下落。エネルギーコスト低下への期待が市場心理を支えた。

金融株が上昇をけん引、一部ハイテク株には売り

個別銘柄では、アップル、アメリカン・エキスプレス、エヌビディア、ナイキ、ビザが上昇した。金融株の上昇が目立った。一方、セールスフォースとマイクロソフトの株価は下落。ウォルマートとIBMも売られた。

AI開発新興企業のアンソロピックが同日、新しいAIモデル「クロードソネット4.6」の提供開始を発表しており、ソフトウェア株の下落の一因となった可能性がある。

ナスダック市場では、ブロードコムとパランティア・テクノロジーズが上昇した。

テクニカル面での見直し買いも

インタラクティブ・ブローカーズのストラテジスト、スティーブ・ソスニック氏は「S&P500種株価指数が26週移動平均近辺で下げ止まっており、見直し買いが入りやすい」と指摘。テクニカル面での下値の堅さも、この日の相場を下支えした格好である。

ダウ平均は取引時間中に下げる場面もあったが、買い戻しが優勢となり、小幅ながらプラス圏で引けた。