2026/4/1
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経済

NY円相場6営業日ぶり反落、1ドル153円台に 買い材料乏しく

要約

2月8日の衆院選後に進んだ円高の流れが一服し、ドルに見直し買いが入った。英独の低調な経済指標やイラン核協議の進展報道も円の重荷となり、対ドル・対ユーロともに6営業日ぶりの反落となった。

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6営業日ぶりの反落、1ドル=153円25〜35銭

2026年2月17日のニューヨーク外国為替市場で、円相場は6営業日ぶりに反落した。終値は1ドル=153円25〜35銭で、前週末(2月13日)比60銭の円安・ドル高だった。

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2月8日の衆院選投開票の結果判明後、外為市場では急速に円高・ドル安が進んでいた。しかし17日は目立った買い材料に欠け、ドルに見直し買いが入る展開となった。インベスティング・ライブのアダム・バトン氏は「円が目先の上値を試す展開ではあるが、17日は目立った買い材料に欠けた」と指摘している。

欧州の低調な指標と米イラン協議が円の重荷に

17日には英国およびドイツの経済指標が発表されたが、内容は低調だった。また、米国とイランの核協議が進展しているとの報道に対し、市場では前向きな受け止めが広がり、これらが円の重荷となった。

一方、17日のニューヨーク市場では主要な米株価指数が上昇した。円の日中レンジは153円03銭(高値)から153円92銭(安値)で推移し、値幅は比較的限定的だった。

対ユーロでも反落、週内にFOMC議事要旨公表へ

対ユーロでも円は6営業日ぶりに反落し、1ユーロ=181円60〜70銭と前週末比40銭の円安・ユーロ高で取引を終えた。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1850〜60ドルで、前週末比0.0015ドルのユーロ安・ドル高だった。ユーロの日中レンジは1.1805ドルから1.1855ドルだった。

週内には1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨と、10〜12月期の米実質GDP速報値の公表が控えており、市場参加者の注目が集まっている。