2026/4/1
nippon-post.com
経済

大阪メトロ初の社長交代、三井住友銀行出身の角元敬治氏が就任へ

要約

2018年の民営化以来初となるトップ交代で、金融出身の角元氏を迎え上場準備を加速させる。現社長の河井氏は代表権のある会長に就く見通し。

三井住友銀行上場人事大阪大阪メトロ

発足以来初の社長交代

大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は18日、次期社長に三井住友銀行上席顧問の角元敬治氏(63)を充てる方針を固めた。2018年の民営化による発足以来、社長交代は初めてとなる。現社長の河井英明氏(71)は代表権のある会長に就く見通しだ。

Osaka Metro, subway station, underground train, Japanese metro
※画像はイメージです

角元氏は6月の定時株主総会で取締役に選任された後、社長に就任する予定である。河井氏に続き、2代続けて民間出身の社長となる。

金融出身トップで上場準備を加速

今回の人事の背景には、大阪メトロが掲げる上場に向けた取り組みがある。金融出身のトップを迎えることで、上場準備を急ぐ方針だ。

角元氏は三井住友銀行で副頭取や副会長などの要職を歴任し、関西経済同友会では2年間にわたり代表幹事を務めた。銀行経営で培った財務・金融の知見に加え、関西経済界での幅広い人脈を持つ。

民営化から8年、新体制へ

大阪メトロは2018年4月、大阪市営地下鉄の民営化により誕生した。初代社長にはパナソニック出身の河井氏が就任し、民営化企業としての経営基盤の構築を進めてきた。

発足から8年を経て迎える初のトップ交代は、経営基盤の安定化から次の成長段階へ移行する節目となる。角元氏の下で、上場という大きな目標に向けた体制づくりが本格化する。