米住宅着工件数、5カ月ぶり高水準の140万戸 戸建て・集合住宅ともに増加
要約
米商務省が発表した2025年12月の住宅着工件数は前月比6.2%増の140万4000戸となり、市場予想の131万件を大きく上回った。政府閉鎖の影響でデータ公開が遅れていた。
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着工件数140万4000戸、市場予想を大幅に上回る
米商務省は2026年2月18日、2025年12月の住宅着工件数(季節調整済み・年率換算)が140万4000戸だったと発表した。前月比6.2%の増加で、同年7月以来5カ月ぶりの高水準となった。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想の131万件を大きく上回る結果である。
なお、今回のデータ公開は米政府閉鎖の影響により遅延していた。
戸建て・集合住宅ともに堅調な伸び
内訳をみると、戸建て住宅の着工件数は98万1000戸で前月比4.1%増加した。集合住宅の着工件数は40万2000戸で、前月比10.1%増と戸建てを上回る伸びを示した。
戸建て・集合住宅の双方が前月から増加しており、住宅建設市場全体の回復基調がうかがえる。
先行指標の許可件数も増加
住宅着工の先行指標となる建設許可件数は144万8000戸で、前月比4.3%増加した。許可件数は実際の着工に先行する傾向があり、今後の着工動向を占う上で注目される指標である。
着工件数・許可件数がそろって前月比プラスとなったことで、2025年末時点での米住宅建設市場は堅調さを見せた格好だ。