バークシャー・ハサウェイ、NYT株約507万株を新規取得 アマゾン株は大幅削減
要約
米著名投資会社バークシャー・ハサウェイが2024年10〜12月期にニューヨーク・タイムズ株を新規取得したことが、2025年2月17日付けのSEC提出資料で判明した。同社は同期間にアマゾン株を約77%削減しており、対照的なポートフォリオの組み替えが市場の関心を集めている。
米著名投資会社バークシャー・ハサウェイが、2024年10〜12月期にニューヨーク・タイムズ(NYT)の株式を新たに取得していたことが明らかになった。2025年2月17日に米証券取引委員会(SEC)へ提出された保有株報告書で判明した。同社はアマゾン株を大幅に削減しており、対照的なポートフォリオの組み替えが市場の関心を集めている。
SEC提出資料で判明、NYT株約507万株を取得
バークシャーが取得したNYT株は約507万株で、2024年末時点の保有株の価値は3億5,170万ドル(約540億円)に上る。取得が明らかになった翌日の2月18日、NYT株はニューヨーク株式市場で一時2%近く上昇した。
ブルームバーグ通信は、この投資がバフェット氏のCEOとしての「最後の新規投資」になったと報じている。バフェット氏は2024年末にCEOを退任し、現在は会長職にある。
アマゾン株は77%削減
一方、同じ報告書からバークシャーがアマゾン株を約77%削減したことも判明した。NYTへの新規投資とアマゾン株の大幅削減という動きは、バフェット氏のCEO最後の四半期における投資判断として注目されている。
市場が注視するバフェット後のバークシャー
バフェット氏は数十年にわたりバークシャーの投資戦略を主導してきた。CEO退任後も会長として同社に関わるが、今回の投資判断がバフェット氏本人によるものか後任者によるものかは、報告書からは明らかになっていない。メディア株への新規投資という選択は、かつてワシントン・ポストの筆頭株主となった同氏の投資スタイルを想起させるものでもある。