2026/4/3
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政治

高市首相、インドAIサミットで「官民投資を推進」 成長戦略の要にAI据える

要約

インドで開催された「AIインパクトサミット」に高市首相がビデオメッセージを寄せ、信頼できるAIの実現に向けた官民投資の推進を表明した。AIを成長戦略の中核に位置づける姿勢を国際舞台で改めて示した。

AI・半導体インドグローバルサウス産業政策高市首相

高市首相がビデオメッセージで表明

インドで開催された「AIインパクトサミット」に対し、高市総理大臣がビデオメッセージを寄せた。高市首相はAIを成長戦略の要と位置づけ、信頼できるAIの実現に向けて官民投資を力強く推進していく考えを示した。

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※画像はイメージです

「信頼できるAI」へ官民投資を推進

高市首相はメッセージの中で、AIを日本の成長戦略における重要な柱として捉えていることを明らかにした。そのうえで、信頼できるAIを実現するため、官民が一体となった投資を推進する方針を打ち出した。

日本政府はこれまでもAI・半導体分野への大規模な支援策を進めてきた。2030年度までの7年間で10兆円以上のAI・半導体支援を実施する方針を掲げており、今回のサミットでの発言はこうした路線の継続を国際社会に向けて発信するものとなった。

インドとの連携が持つ意味

今回のAIインパクトサミットはインドが主催した国際会議であり、高市首相がビデオメッセージという形で参加したことは、AI分野における日印間の協力関係を示すものといえる。

日本はこれまで「広島AIプロセス」を通じた国際的なAIガバナンスの枠組み構築を主導してきた経緯があり、グローバル・サウスの主要国であるインドが開催するサミットへの参加は、こうした取り組みをより広い国際社会に展開する意図がうかがえる。

高市首相が掲げる「信頼できるAI」という理念を、成長戦略と国際協調の両面からどのように具体化していくかが今後の焦点となる。