2026/4/1
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経済

日本株ADR売り優勢、中東地政学リスク警戒で日経平均3日ぶり反落

要約

2月20日の米株式市場で日本株ADRは売りが優勢となり、中東情勢の緊迫化を背景としたリスク回避の動きが日本株にも波及した。

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米市場で日本株ADR売り優勢

2026年2月20日の米株式市場で、日本株のADR(米預託証券)は売りが優勢となった。中東の地政学リスクへの警戒が強まるなか、リスク回避の動きが日本株にも波及した。

日経平均株価は3日ぶりに反落。ADR市場ではオリックスと野村の下げが目立った一方、三菱UFJとみずほFGは上昇するなど、銘柄によって明暗が分かれた。

中東リスクが重荷に

今回の売りの背景には、中東地域における地政学リスクへの警戒感の高まりがある。中東は世界の原油生産の約3分の1を占める重要地域であり、情勢の緊迫化は原油供給への懸念を通じて世界の金融市場全体に影響を及ぼしやすい。

米国市場でリスク回避姿勢が強まったことで、米国で取引される日本株ADRにも売り圧力が波及する展開となった。

銘柄ごとに明暗

ADR市場では、オリックスや野村といった銘柄で下落が目立った。一方で、三菱UFJやみずほFGは上昇しており、メガバンク系と非銀行系で対照的な動きとなった。地政学リスクに対する業種・銘柄ごとの感応度の違いが反映された格好だ。

市場では引き続き中東情勢の推移が注視されており、今後の動向次第では日本株への影響がさらに広がる可能性もある。