2026/4/3
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政治

衆院予算委で固定資産税の「壁」めぐり論戦 国民民主・橋本氏と高市首相が応酬

要約

国民民主党の橋本幹彦氏が固定資産税の非課税措置の見直しを求めたのに対し、高市首相は財源確保を理由に慎重な姿勢を示した。

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固定資産税の「壁」撤廃を要求

3月3日の衆院予算委員会で、国民民主党・無所属クラブ所属の橋本幹彦衆院議員(比例北関東選出)が固定資産税の非課税措置に関する質問に立ち、高市早苗首相との間で論戦が交わされた。

橋本氏は「固定資産税が非課税となる『壁』を打ち破ってほしい」と述べ、現行の非課税措置の見直しを政府に求めた。

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※画像はイメージです

高市首相「全部の壁を取っ払ったらえらいことになる」

これに対し高市首相は「壁を取っ払うのが好きな御党に巻き込まれ、財源はこっち(政府)で考えろということだった」と応じ、国民民主党がこれまで各種の「壁」撤廃を求めてきた経緯に言及した。

さらに首相は「賛同できる部分は共に進めてきたが、全部の壁を取っ払ったらえらいことになる」と述べ、財源確保の観点から全面的な非課税措置の撤廃には慎重な姿勢を示した。

与野党の駆け引き続く予算審議

国民民主党はこれまでも税制に関する各種の「壁」の撤廃を主張してきた。高市首相の発言は、政策ごとに協力する姿勢を見せつつも、財政負担の増大につながる要求には一定の歯止めをかける考えを明確にしたものだ。

現在、2026年度予算案の国会審議が進む中、与野党間の政策をめぐる駆け引きが続いている。