三菱UFJ銀行、小野寺氏が中部駐在副頭取に就任へ 7代連続で旧東海銀行出身
要約
三菱UFJ銀行は小野寺雅史常務執行役員を4月1日付で中部駐在副頭取に起用する人事を発表した。愛知など4県を管轄する同ポストに旧東海銀行出身者が7代連続で就任することになる。
三菱UFJ銀行中部経済圏人事異動
小野寺氏が中部駐在副頭取に
三菱UFJ銀行は、小野寺雅史常務執行役員(56)が2025年4月1日付で中部駐在副頭取に就任する人事を発表した。中部駐在副頭取は愛知、岐阜、三重、静岡の4県を管轄するポストで、小野寺氏の就任により7代連続で旧東海銀行出身者が同職に就くことになる。
現職の高原一郎副頭取(61)は中部駐在を外れ、6月に副頭取を退いて顧問に転任する予定だ。高原氏は2022年4月に副頭取に就任していた。
海外経験豊富なキャリア
小野寺氏は東京大学卒業後、1991年に東海銀行に入行した。欧米やアジアでの勤務を経験し、決済ビジネス本部トランザクションバンキング部長などを歴任。2022年4月に常務執行役員に就任し、中部地区の営業を統括してきた。
東海銀行に入行
東京大学卒業後、名古屋を地盤とする東海銀行でキャリアをスタートさせた
常務執行役員に就任
中部地区営業の統括を担い、地域の顧客基盤を熟知するポジションを担当
中部駐在副頭取に就任予定
7代連続で旧東海銀行出身者が就く同ポストを引き継ぐ
旧東海銀行の地盤を継承
三菱UFJ銀行は、東海銀行と三和銀行を源流の一つとする。東海銀行は東海地方を地盤としており、三和銀行は関西を地盤としていた。中部駐在副頭取のポストに旧東海銀行出身者が7代にわたって就任し続けていることは、統合後もなお旧行の地域的な基盤が人事に反映されている実態を示している。
トヨタ自動車グループをはじめとする大企業が集中する中部経済圏において、同ポストは地域の営業戦略を統括する要職に位置づけられている。