連合の春闘賃上げ要求5.94%、前年から0.15ポイント減も高水準を維持
要約
連合が2026年春闘の賃上げ要求平均を5.94%と発表。ベースアップ分は4.37%で、物価高や人手不足を背景に依然として高い要求水準を継続している。
労働条件春闘経済賃上げ連合
連合の春闘賃上げ要求5.94%、前年から0.15ポイント減も高水準を維持
連合(日本労働組合総連合会)は2月5日、2026年春闘における加盟組合の賃上げ要求平均が5.94%になったと発表した。前年の春闘では6%を超え、32年ぶりの高水準を記録していたが、今年は0.15ポイント下回る結果となった。
約半数の組合が集計に回答
春闘に参加する組合は計7615組合。このうち2日正午までの集計に応じたのは3584組合で、全体の47.1%にとどまっている。平均賃金方式での要求については2508組合分が集計対象となった。
ベースアップ(ベア)分が明確にわかる2161組合の平均は4.37%で、前年の4.51%以上から0.14ポイントの減少となった。定期昇給(定昇)分を含めた全体の要求が5.94%という水準である。
物価高・人手不足が要求の背景
今回の賃上げ要求の背景には、物価高への対応と深刻化する人手不足がある。前年の春闘では32年ぶりに要求が6%を超える歴史的な水準に達しており、2年連続で高い要求水準が続く形だ。
大手との格差是正が課題に
連合は大手企業との格差是正を重要な課題として位置づけている。今後、残る約半数の組合からの回答が加わることで、最終的な要求水準がどの程度に落ち着くかが注目される。