村田製作所に不正アクセス、社外関係者や社内の情報流出の可能性
要約
電子部品大手の村田製作所が不正アクセス被害を公表。取引先を含む社外関係者や社内の情報が流出した可能性があり、被害規模は現在確認中。
サイバーセキュリティ不正アクセス村田製作所
村田製作所に不正アクセス、社外関係者や社内の情報流出の可能性
電子部品大手の村田製作所は6日、同社が不正アクセスを受け、取引先を含む社外関係者の情報や社内情報が流出した可能性があると発表した。被害の規模については現在確認中としている。
社外関係者・社内の情報が流出か
村田製作所によると、不正アクセスにより流出した可能性があるのは、取引先を含む社外関係者の情報と社内情報の2種類。ただし、流出した情報の具体的な内容や件数については明らかにされておらず、被害の全容把握には時間を要する見通しである。
不正アクセスの詳細な手口や発生時期、被害が判明した経緯についても、現時点では公表されていない。
過去にも情報セキュリティの問題
村田製作所では過去にも情報セキュリティに関するインシデントが発生している。2021年には中国の再委託先社員による約7万2千件の情報持ち出しが発覚。取引先情報約3万1千件、従業員の個人情報約4万2千件が不正に取得され、個人用クラウドサービスにアップロードされていた。
2023年にも海外子会社を経由したサイバー攻撃が確認され、ファイルサーバのデータの一部が不正に読み出された可能性が指摘されていた。
製造業へのサイバー攻撃が増加傾向
製造業はサイバー攻撃の被害が最も多い業界の一つとされており、とりわけ子会社や取引先、クラウドサービスを起点とした攻撃が増加している。村田製作所はスマートフォンや自動車向けの電子部品を幅広く供給しており、情報流出がサプライチェーン全体に与える影響についても注視が必要である。