2026/4/1
nippon-post.com
経済

豊田自動織機TOB、価格2万600円に引き上げ 融資3.7兆円確保で期限23日まで延長

要約

トヨタ自動車グループ陣営が実施中の豊田自動織機へのTOBで、大手3行とトヨタ不動産から総額約3兆7675億円の融資証明書を取得し、買い付け期限を今月23日まで延長。価格は1万8800円から2万600円に引き上げられた。

TOBトヨタグループトヨタ自動車企業買収豊田自動織機

融資証明書を取得、TOB条件が整う

トヨタ自動車グループ陣営による豊田自動織機株式の公開買い付け(TOB)について、豊田自動織機は6日、TOBの前提条件となる銀行からの融資証明書が取得されたと発表した。あわせて、買い付け期限を今月23日まで延長することを正式に決定した。

融資は、豊田自動織機の特別目的会社(SPC)が受け入れる形で実施される。大手3行からの融資総額は3兆6425億円、トヨタ不動産からの追加融資が1250億円で、融資総額は3兆7675億円に達する。

TOB価格は1800円引き上げ

TOB価格については、今月2日に豊田自動織機が引き上げ方針を発表していた。当初の1万8800円から2万600円へと1800円の引き上げとなる。

今後の焦点

融資証明書の取得により、TOB実施に向けた資金面の前提条件がクリアされた形だ。買い付け期限は23日に設定されており、株主の応募状況が今後の焦点となる。

豊田自動織機はトヨタグループの源流企業として知られ、トヨタ自動車は1937年に同社の自動車部門から分社化して誕生した経緯がある。今回のTOBは、グループ再編の一環として注目を集めている。