1月の経常収支、9416億円の黒字に転換 前年同月の赤字から大幅改善
要約
財務省が発表した2026年1月の国際収支統計によると、経常収支は前年同月の赤字から約1兆2862億円改善し9416億円の黒字に転換した。貿易収支の赤字幅縮小が主要因である。
経常収支経済指標財務省
経常収支が黒字に転換
財務省は3月9日、2026年1月の国際収支統計(速報)を発表した。経常収支は9416億円の黒字となり、前年同月(2025年1月)の3446億円の赤字から大幅に改善した。改善幅は1兆2862億円に達する。
黒字転換の主な要因は、貿易収支の赤字幅が縮小したことである。経常収支は貿易収支、第1次所得収支、サービス収支(旅行収支を含む)で構成されており、このうち貿易面での改善が全体の数字を押し上げた。
前年同月からの大幅改善
2025年1月には3446億円の赤字を計上していた経常収支が、1年で黒字に転じた形となる。赤字から黒字への転換は、日本の対外的な稼ぐ力が回復基調にあることを示している。
今後の注目点
経常収支は日本経済の対外的な収支バランスを示す重要な指標である。貿易収支の赤字幅がどこまで縮小を続けるか、また第1次所得収支やサービス収支がどのように推移するかが、今後の経常収支の動向を左右することになる。