2026/4/3
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政治

石川県知事選、前金沢市長の山野之義氏が初当選 現職・馳浩氏は1期で退任へ

要約

能登半島地震後初の石川県知事選で、前金沢市長の山野之義氏が現職の馳浩氏を破り初当選。金沢市での大差が保守分裂の構図での勝敗を決めた。

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金沢市での大差が勝敗を分ける

能登半島地震後、初めてとなる石川県知事選が8日に投開票され、前金沢市長の山野之義氏(63)が、再選を目指した現職の馳浩氏(64)を破り、初当選を果たした。

馳氏は自民党・維新の推薦を受け、県内19市町のうち16市町で勝利したものの、有権者の約4割が集中する金沢市で山野氏に大差をつけられ、知事の座を1期で明け渡す結果となった。

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※画像はイメージです

山野氏「県職員との信頼関係から」

当選確実の一報が伝わった8日深夜、山野氏は「山野を応援して本当によかったと言ってもらえる知事になる」と支援者に語った。

一夜明けた9日午前7時半、山野氏は約20人の支援者とともに交差点に立ち、当選の挨拶を行った。新知事としての意気込みを問われると、「まずは県職員との信頼関係を築くことから始めたい」と述べ、県政運営への姿勢を示した。

馳氏、敗北翌朝に県庁へ

一方、敗れた馳氏は9日午前9時半に県庁に登庁した。馳氏は2022年の前回知事選で山野氏を破って当選しており、4年後に立場が逆転した形だ。

今回の知事選は、馳・山野両氏がいずれも自民党系という保守分裂の構図となった。高市早苗首相が馳氏の応援に直接入るなど異例の対応をとったが、現職の落選を防ぐことはできなかった。