中国2月CPI、前年同月比1.3%上昇 春節需要で5カ月連続プラス
要約
中国国家統計局が発表した2月の消費者物価指数は前年同月比1.3%上昇し、2023年1月以来の高い伸び率となった。春節休暇に伴う旅行需要の急増が押し上げ要因となっている。
CPI中国経済消費者物価指数
中国国家統計局は、2月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で1.3%上昇したと発表した。CPIのプラス成長は5カ月連続で、伸び率は2023年1月以来の水準に達した。1月の0.2%から大幅に拡大しており、春節(旧正月)休暇に合わせた需要増が物価を押し上げた格好だ。
春節需要が物価を押し上げ
2月の物価上昇を牽引したのは、春節休暇に伴う旅行関連需要である。2026年の春節休暇は2月15日から23日にかけて設定され、この期間中に旅行や帰省の需要が集中した。旅行関連の価格上昇率は2月に11.7%を記録し、1月の6.6%から大きく跳ね上がった。
1月からの急加速
1月のCPI上昇率が0.2%にとどまっていたのに対し、2月は1.3%へと急拡大した。春節休暇が2月中旬に始まったことで、旅行や消費関連の需要が2月に集中したことが背景にある。
持続性に課題も
5カ月連続のプラス成長で2023年1月以来の伸び率を達成したものの、春節という季節要因が大きく寄与しており、この水準が今後も維持されるかは不透明だ。中国経済は構造的なデフレ圧力を抱えており、春節後の消費動向が注目される。