日経平均が1519円高、終値5万4248円の大幅反発
要約
3月10日の東京株式市場で日経平均株価が1519円上昇し、5万4248円で取引を終えた。AI・半導体関連銘柄が全面高となり、中東情勢の緩和や原油価格の下落が買い材料となった。
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日経平均、1519円高の大幅上昇
3月10日の東京株式市場で、日経平均株価が前日比1519円高の5万4248円で取引を終えた。上げ幅は一時1600円を超える場面もあり、幅広い銘柄に買いが入る全面高の展開となった。
中東情勢の緩和と原油安が追い風に
大幅上昇の背景には、中東情勢をめぐる緊張緩和がある。トランプ米大統領がイラン情勢について「ほぼ終結した」と発言したことで、市場に広がっていたリスク回避の動きが後退した。これに伴い原油価格も前日の1バレル110ドル超から大幅に下落し、インフレ懸念の後退が投資家心理を改善させた。
AI・半導体関連銘柄が指数の上昇をけん引し、アドバンテスト、東京エレクトロン、フジクラなどが全面高となった。
5万4000円台を回復
日経平均は2024年2月にバブル期以来34年ぶりの高値を更新し、同年3月には史上初の4万円台に到達して以降、上昇基調が続いている。企業業績の改善やAI関連需要の拡大、日銀の緩和的な金融政策の継続が構造的な支えとなっている。
一方で、トランプ政権の関税政策が自動車や電機製造業に与える影響や、為替相場の変動といったリスク要因も引き続き市場の関心事となっている。