経産相、石油備蓄の協調放出を「支持」 G7エネルギー相会合で表明へ
要約
赤沢亮正経済産業相が閣議後会見でIEA加盟国による石油備蓄の協調放出を支持する考えを示し、10日夜のG7エネルギー相会合で日本の立場を正式に表明する方針を明らかにした。
G7IEAエネルギー安全保障石油備蓄放出赤沢経産大臣
赤沢経産相「支持する」と明言
赤沢亮正経済産業相は10日の閣議後記者会見で、IEA(国際エネルギー機関)加盟国による石油備蓄の協調放出について「支持する」と述べた。同日夜に開催されるG7(先進7カ国)エネルギー相会合で、日本としてこの立場を正式に表明する方針だ。
G7エネルギー相会合で日本の立場を表明
IEA加盟国による備蓄石油の協調放出が検討されるなか、赤沢経産相は日本政府としての支持姿勢を鮮明にした。G7エネルギー相会合の場で各国と足並みをそろえる考えを示した形となる。
協調放出の具体的な規模や時期については現時点で明らかにされていない。
エネルギー安全保障の国際連携
IEAの協調備蓄放出は、加盟国が共同で戦略石油備蓄を市場に放出する制度で、過去には湾岸戦争やウクライナ危機などの局面で発動された実績がある。2022年のウクライナ危機では、日本も国家備蓄の放出に踏み切った経緯がある。
日本は世界有数の戦略石油備蓄国であり、G7の一員としてエネルギー安全保障における国際協調の一翼を担っている。今回の赤沢経産相の発言は、エネルギー供給の安定に向けた日本の積極的な姿勢を示すものといえる。