日経平均が3日ぶり5万5000円台回復、一時1200円超高の5万5500円台に
要約
イラン情勢の緊張緩和による原油安と米オラクルの好決算がAI・半導体関連株の買いを誘い、東京市場は幅広い銘柄で上昇した。
AI・半導体原油価格日経平均株価東京株式市場株価上昇
日経平均が大幅続伸、一時5万5500円台
11日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、一時前日終値より1200円超高い5万5500円台をつけた。5万5000円台の回復は3日ぶりとなる。
日経平均は前日比669円54銭高の5万4917円93銭で取引を開始。その後も買いが広がり、上げ幅を拡大した。
原油安とAI関連の好決算が追い風
上昇の背景には、二つの要因がある。
一つはイラン情勢の緊張がいったん和らいだことで原油価格が下落したことだ。10日の米ニューヨーク商業取引所では、米国産WTI原油先物価格が約12%下落し、1バレル=83.45ドルで取引を終えた。原油安は企業のコスト負担軽減につながるとの見方から、市場全体に安心感が広がった。
もう一つは、米ハイテク企業の好決算である。米IT大手オラクルが10日に発表した2025年12月〜26年2月期決算では、売上高と純利益がともに市場予想を上回った。この決算内容が米国市場の取引終了後に報じられ、東京市場でAI・半導体関連銘柄への買いにつながった。
AI・半導体銘柄が相場をけん引
東京市場ではソフトバンクグループやアドバンテストなど、AI・半導体関連銘柄を中心に幅広い買いが入った。オラクルの好決算がAI需要の堅調さを示したとの受け止めが広がり、関連銘柄に資金が集中する展開となった。