2026/4/1
nippon-post.com
経済

日経平均が一時1500円超の急伸、米イラン和平計画報道で原油下落

要約

ニューヨーク・タイムズが米国のイラン向け和平計画を報じたことで中東緊張緩和の観測が広がり、原油価格の下落とともに東京市場で大幅な買いが入った。

中東情勢原油価格日経平均株価米イラン関係

中東緊張緩和の思惑で大幅続伸

2026年3月25日の東京株式市場で、日経平均株価が大幅に続伸して始まった。前日比の上げ幅は一時1500円を超え、日経平均は一時5万3700円台に乗せた。

米紙ニューヨーク・タイムズが3月24日、米国がイラン側へ15項目の和平計画を送ったと報じたことが背景にある。中東情勢の緊張緩和が進むとの思惑が広がり、原油価格が下落。これに連動する形で東京市場に買いが入った。

米国、1カ月の停戦を模索

報道によると、米国はイランとの間で和平計画を議論するために1カ月の停戦を探っているという。15項目からなる和平計画の具体的な内容は明らかになっていないが、市場は中東リスクの後退を織り込む動きを見せた。

原油価格の下落は、エネルギーコストの低減を通じた企業収益の改善期待につながり、幅広い銘柄に買いが広がった形だ。

原油下落が追い風に

中東地域は世界の原油供給の要衝であり、同地域の緊張状態は原油市場に直接的な影響を及ぼしてきた。今回の和平計画報道を受けた原油価格の下落は、原油高に伴うインフレ圧力の緩和期待を高め、日本株の大幅上昇を後押しした。

ただし、和平交渉の行方には依然として不透明感が残っており、今後の米イラン間の協議の進展が注目される。