日経平均株価が急反発、上げ幅一時1,100円超の大幅高
要約
原油価格の急落や米国株高を受け、東京株式市場で全銘柄の9割超が上昇する全面高となった。日経平均株価の上げ幅が一時1,100円を超えた。
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日経平均が1,100円超の急反発
2026年3月24日の東京株式市場で、日経平均株価の上げ幅が一時1,100円を超える大幅高となった。東証プライム市場では全銘柄の9割超が上昇する全面高の展開で、投資家がリスクを取って買い戻す動きが幅広い銘柄に広がった。
原油安と米株高が追い風に
今回の急反発の背景には、複数の好材料が重なったことがある。トランプ米大統領がイランの発電所への軍事攻撃を5日間延期すると表明したことで中東の地政学リスクが一時的に緩和され、原油価格が前週末比で一時14%安まで急落した。
さらに、前週末の米国市場ではダウ工業株30種平均が631ドル高と大幅に上昇しており、この米株高の流れが東京市場にも波及した形だ。
投資家心理の改善が鮮明に
東証プライム市場の9割超の銘柄が上昇するという全面高の様相を呈したことは、投資家心理が大きく改善したことを示している。中東情勢をめぐる不透明感がやや後退したことで、リスク回避姿勢を強めていた投資家が一斉に買い戻しに動いた。
ただし、イラン側は米国との交渉を否定しており、地政学リスクが完全に払拭されたわけではない。市場では中東情勢の再緊迫化による原油高騰への警戒感もくすぶっている。