ガソリン価格177.7円に急落、政府補助金が反映
要約
政府の補助金支給が19日から開始され、レギュラーガソリンの全国平均価格が前週の190円台から177.7円へと13.1円大幅に値下がりした。
エネルギー政策ガソリン価格原油価格
全国平均177.7円、前週比13.1円の大幅下落
23日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売価格が1リットルあたり177.7円となり、前週比で13.1円の値下がりを記録した。前週は190円台に達し、1990年の調査開始以来初めての水準だったが、政府が元売り各社に支給する補助金が価格に反映されたことで大幅な下落に転じた。
政府補助金、19日から支給開始
政府はガソリン価格の安定化を目的に、19日から石油元売り各社への補助金支給を開始した。全国平均価格を170円程度に抑制することを目標としており、今回の177.7円という水準は目標にはまだ届いていないものの、190円台からの急速な是正が進んだ形だ。
イラン情勢による上昇局面からの調整
今回の値下がりは、イラン情勢の影響を受けた原油価格の上昇局面からの調整という側面もある。前週に190円台という過去最高水準を記録した背景には、中東の地政学リスクの高まりがあった。政府の補助金支給と市場の調整が重なり、消費者の負担軽減につながった格好だ。
ただし、現在の177.7円は政府が掲げる170円程度の目標水準をなお上回っており、今後の価格動向が注目される。