金の小売価格が1グラム2万5868円に急騰、大阪取引所がサーキットブレーカー発動
要約
田中貴金属工業が25日午後2時に発表した金の店頭小売価格は1グラムあたり2万5868円で、前日から1091円の大幅上昇となった。大阪取引所は同日午前、先物取引でサーキットブレーカーを発動している。
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1グラム2万5868円、1日で1000円超の値上がり
金の国内小売価格が急騰している。田中貴金属工業が25日午後2時に発表した金の店頭小売価格は、1グラムあたり2万5868円となった。前日午前9時半時点と比べて1091円の値上がりで、1日で1000円を超える異例の上昇幅を記録した。
背景には、先物市場での金価格の急伸がある。大阪取引所では同日午前、金の先物価格が急騰し、取引所は午前10時8分にサーキットブレーカーを発動。一時的に売買を停止した。その後、制限値幅を拡大したうえで午前10時19分に取引を再開している。
サーキットブレーカー発動の経緯
サーキットブレーカーは、相場の過度な変動を抑えるために設けられた制度で、価格が制限値幅の上限または下限に達した場合に発動される。今回は金先物の価格が上限に達したことで発動に至った。
サーキットブレーカー発動
金先物価格の急伸を受け、大阪取引所が売買を一時停止した。
取引再開
制限値幅を拡大したうえで約11分後に取引を再開。
小売価格発表
田中貴金属工業が1グラム2万5868円を発表。前日比1091円高。
金価格上昇の背景
金の価格上昇は、国際的な金相場の上昇と円安の進行が主な要因となっている。金は利息を生まない資産であるため、金融緩和への期待や安全資産需要の高まりが投資魅力を増す傾向がある。足元では国際的な金価格の上昇に加え、為替動向も国内価格を押し上げる要因となっており、こうした環境が先物取引の活況につながっている。