2026/4/3
nippon-post.com
政治

公明・西田幹事長、統一地方選前の参院議員合流に言及 立民との信頼構築が条件

要約

公明党は3月14日の臨時党大会で来春統一地方選での中道合流見送りを決めたばかりだが、西田幹事長が参議院議員の先行合流の可能性に踏み込んだ。立民側は中道への合流結論を来年に持ち越す構えだ。

中道改革連合公明党立憲民主党

統一地方選を待たない合流の可能性

公明党の西田幹事長は、立憲民主党との信頼関係の構築が進めば、来春の統一地方選挙を待たずに両党の参議院議員が中道改革連合へ合流する可能性があるとの認識を示している。

公明党は3月14日に開いた臨時党大会で、来春の統一地方選における中道改革連合との合流を見送る方針を正式に決定したばかりである。今回の西田幹事長の発言は、統一地方選での組織的合流は見送るものの、参議院議員レベルでの先行的な合流には含みを残した形だ。

Japanese parliament building, political rally, politician speaking, government office, voting booth
※画像はイメージです

立民は独自候補擁立の方針を堅持

一方の立憲民主党は3月16日、統一地方選では独自候補を擁立する方針を明らかにしている。中道改革連合への合流については来年結論を出す予定としており、公明党側の前倒しの動きとは温度差がある。

両党は中道改革連合の枠組みのもとで連携を模索しているが、統一地方選をめぐる対応では足並みがそろっていない。公明党が臨時党大会で合流見送りを決めた背景には、地方組織の調整に時間を要するとの判断があるとみられる。

信頼関係の構築が鍵

西田幹事長の発言で注目されるのは、参議院議員の合流実現の条件として「信頼関係の構築の進展」を挙げた点である。両党の間でどのような協議が行われ、何をもって信頼関係が構築されたと判断するのか、具体的な基準は明らかになっていない。

公明党は2025年10月に約26年間続いた自民党との連立政権を解消し、立憲民主党とともに2026年1月に中道改革連合を設立した経緯がある。参議院議員の合流が実現すれば、新党としての国会での存在感が大きく変わることになるが、立民側が来年に結論を先送りしている現状では、合流の時期は不透明な情勢だ。