2026/4/1
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経済

日経平均株価が91円安で反落、中東情勢への警戒感で買い一巡後に失速

要約

前日の米国株高を受けて買いが先行したものの、中東情勢の不透明感から上値が重くなり、午前の東証プライム上昇銘柄は3割にとどまった。

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米国株高の流れ引き継ぐも上値重く

2026年3月26日午前の東京株式市場で、日経平均株価は反落した。終値は前日比91円15銭(0.17%)安の5万3658円47銭だった。

米国とイランの停戦期待を背景に前日の米国株が上昇しており、東京市場でもその流れを引き継いで取引開始直後は買いが先行した。しかし、不透明な中東情勢への警戒感が根強く、相場は次第に失速した。

Stock market
※画像はイメージです

ソフトバンクGの上げ幅縮小が重荷に

個別銘柄では、ソフトバンクグループ(SBG)の上げ幅が縮小し、相場全体の重荷となった。午前の東証プライム市場では上昇銘柄が全体の3割にとどまり、幅広い銘柄で売りが優勢となった。

中東リスクが投資家心理を圧迫

今回の反落の背景には、中東情勢をめぐる投資家心理の悪化がある。米国とイランの間で停戦への期待が浮上する一方、先行きの不透明感は払拭されておらず、積極的な買いを入れにくい状況が続いている。日本は原油輸入の大部分を中東地域に依存しており、地政学リスクの高まりはエネルギー供給への懸念を通じて市場心理に直接影響を及ぼす構図だ。