2026/4/1
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経済

関西電力、6月にも電気料金値上げの可能性 中東情勢で燃料価格高騰

要約

関西電力の森望社長が、自由料金プランについて6月にも値上げする可能性があると表明。中東情勢による燃料価格高騰が主因で、一般家庭の3割超にあたる自由料金契約者が影響を受ける見通しだ。

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森社長「6月ぐらいから電気代に影響」

関西電力の森望社長は26日の記者会見で、家庭用電気料金の自由料金について6月にも値上げする可能性があると明らかにした。中東情勢の緊迫化を背景とした燃料価格の高騰が主な要因である。

森社長は「3カ月後、6月ぐらいからの(自由料金の)電気代に影響が出てくる」と述べ、今後の料金動向に懸念を示した。

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※画像はイメージです

自由料金契約者は3割超

値上げの影響を受ける可能性があるのは、家庭用電気料金のうち自由料金の契約者だ。関西電力を利用する一般家庭のうち、自由料金の契約者は3割超を占めている。自由料金は燃料費高騰の影響を受けやすい性質があり、3月初めから中東情勢を理由に燃料費が上昇し始めていることが直接的な背景となっている。

ただし、具体的な値上げ幅や金額については現時点で明らかにされていない。

燃料調達への影響と対応策

燃料調達そのものについて、関西電力は現段階では調達自体が難しくなる状況にはないとの認識を示している。一方で、中東情勢の長期化も想定しており、液化天然ガス(LNG)の調達先であるカタールからの供給に関しては、代替調達を含めあらゆる手段を検討しているとした。

中東地域の情勢が長引けば、燃料価格のさらなる上昇につながる可能性もあり、関西電力の対応が注目される。