2026/4/1
nippon-post.com
経済

3メガバンク、2026年春闘で4年連続ベア決定 三菱UFJ銀は合併以来最高の3.5%

要約

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行が労組要求に満額回答し、4年連続のベースアップが決定。三菱UFJ銀は初任給含む総合賃上げが10%程度に達する。

ベースアップメガバンク三菱UFJ銀行春闘賃上げ

3メガバンクが満額回答、4年連続ベア

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、2026年度の春季労使交渉(春闘)でベースアップ(ベア)の実施を決定した。各行とも労働組合の要求に対し、26日までに満額で回答した。メガバンクのベア実施は4年連続となる。

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※画像はイメージです

三菱UFJ銀、合併以来最高の3.5%

三菱UFJ銀行のベアは3.5%で、前年度から0.5ポイント上昇した。この水準は2006年の合併以来、最高となる。初任給を含めた総合的な賃上げ幅は10%程度に達し、前年度の9%程度をさらに上回った。

なお、三井住友銀行とみずほ銀行の具体的なベア率については明らかになっていない。

好業績と人材獲得が賃上げを後押し

3メガバンクが高水準の賃上げに踏み切った背景には、銀行業界全体の好業績がある。加えて、物価上昇を上回る賃上げへの要望や、業界内外での人材獲得競争の激化も、各行の判断を後押しした形だ。

2026年春闘では、連合の第1次集計で賃上げ率が5.26%と3年連続で5%を超えるなど、産業界全体で高水準の賃上げが続いている。メガバンクの満額回答は、こうした賃上げの流れを金融業界でも加速させるものとなった。