長期金利が約27年ぶり高水準、10年国債利回り一時2.39%に上昇
要約
3月30日、新発10年国債の利回りが一時2.39%に上昇し、1999年2月以来約27年ぶりの高さとなった。日銀の金融政策正常化が背景にある。
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10年国債利回りが一時2.39%に
3月30日の債券市場で、長期金利の指標となる10年もの国債の利回りが一時2.39%まで上昇した。日本相互証券によると、この水準は1999年2月以来、約27年ぶりの高さである。
約27年ぶりの高水準
前回、長期金利がこの水準に達したのは1999年2月のことだ。当時は金融機関の不良債権問題が深刻化していた時期にあたる。それ以降、日本の長期金利は長らく低水準で推移してきたが、ここにきて約四半世紀ぶりとなる水準まで上昇した形だ。
今後の動向に注目
日本銀行は2024年3月にマイナス金利政策を解除して以降、段階的な利上げを進めてきた。金融政策の正常化が進む中で、長期金利の上昇基調が続くかどうか、市場関係者の注目が集まっている。長期金利の動向は住宅ローン金利など家計にも直結するため、今後の推移が注視される。