NYダウ平均、3営業日ぶりに小幅反発 49.50ドル高の4万5216ドル
要約
週明け30日のニューヨーク株式市場でダウ平均が前週末比49.50ドル高の4万5216.14ドルで取引を終えた。中東情勢と金融政策の不透明感が続くなか、直近の下落局面からの小幅な反発にとどまった。
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ダウ平均、小幅ながら3営業日ぶりに反発
30日(週明け)のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均が3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比49.50ドル高の4万5216.14ドルだった。
上げ幅は小幅にとどまり、市場の慎重な姿勢がうかがえる展開となった。
不安定な相場が続くウォール街
ダウ平均は直近で大きな値動きが続いていた。3月27日には米・イスラエルによるイランのウラン施設への攻撃報道を受け793ドル安と急落。その前の23日にはイランへの軍事攻撃延期の報道で631ドル高となるなど、中東情勢に振り回される展開が続いている。
2月につけた最高値(5万188ドル)からは約10%下落した水準にあり、調整局面が長引いている。
市場を取り巻く複合的なリスク
背景には複数の懸念材料が重なっている。中東での軍事衝突激化に伴う原油価格の上昇がインフレ圧力を高めているほか、3月のミシガン大学消費者マインド指数は53.3と予想を下回り、消費者心理の悪化も鮮明になっている。
金融政策の先行きも不透明だ。FRBは3月のFOMCで政策金利を3.50~3.75%に据え置いたが、メンバー間では今後の利下げ回数について「ゼロ」から「4回」まで意見が大きく分かれている。不景気と物価上昇が同時に進むスタグフレーション懸念も根強く、投資家の判断を難しくしている状況だ。