日経平均が1200円超の急落、イラン情勢と原油高騰が重荷に
要約
3月31日の東京株式市場で日経平均株価は取引開始直後から売りが先行し、下げ幅は一時1200円を超えた。WTI原油先物が106ドル台まで上昇し、企業業績への悪影響が懸念されている。
イラン情勢原油高騰日経平均株価株価下落
取引開始から売り優勢、下げ幅は1200円超に
2026年3月31日の東京株式市場で、日経平均株価は続落して取引が始まった。取引開始時点で500円余り値下がりし、その後も売りが広がって下げ幅は1200円を超えた。
イラン情勢の先行きへの懸念が投資家心理を冷やしている。地政学的リスクの高まりを背景に、幅広い銘柄に売りが出る展開となった。
原油価格の上昇が企業業績を圧迫
原油価格の上昇も株価の重荷となっている。WTI原油先物は1バレル=106ドル台で推移しており、エネルギーコストの増加が日本企業の業績を圧迫するとの見方が広がった。
日本は原油輸入の大部分を中東地域に依存しており、イラン情勢の不安定化は原油の安定供給に対する懸念に直結する。原油高が長期化すれば、製造業を中心に幅広い業種でコスト増加が避けられない状況だ。
投資家のリスク回避姿勢が鮮明に
1200円を超える下げ幅は、投資家がリスク回避姿勢を強めていることを示している。イラン情勢の先行き不透明感に加え、原油高による企業業績への悪影響が重なり、積極的な買いを入れにくい地合いが続いている。