2026/4/17
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スポーツ

夏の甲子園、大会史上初の女性審判委員5名が出場へ 運営委員会が決定

要約

第108回全国高校野球選手権大会で、春夏の甲子園および軟式全国選手権を通じて初めて女性審判委員が起用される。神奈川、埼玉、栃木、佐賀の4県から5名が選出された。

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第108回全国高校野球選手権大会に、大会史上初となる5名の女性審判委員が出場することが決まった。17日の大会運営委員会で決定されたもので、春夏の甲子園および軟式の全国選手権を通じて、女性が審判委員として出場するのは初めてとなる。\n\n

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※画像はイメージです
\n\n### 4県から5名を選出\n選出されたのは、岩男香澄(神奈川)、佐藤加奈(埼玉)、森田真紀(埼玉)、和田佳奈(栃木)、松本京子(佐賀)の5名。森田は公立中学校の教諭を務めながら約20年にわたり審判活動を続けてきた。5名は昨春、甲子園での軟式交流試合で審判を務めた実績がある。\n\n過去には甲子園で行われた女子野球の決勝戦で女性が審判を務めた例はあるが、全国高校野球選手権大会での起用は今回が初となる。大会運営委員会は、多様な人材の活躍、公平性、競技の発展を目的として今回の決定に至った。\n\n### 審判委員のコメント\n選出された審判委員からは、決意と喜びの声が上がっている。\n\n森田真紀は「一人の審判委員として信頼されるよう行動していきたい」と抱負を語った。佐藤加奈は「少年少女に夢を与えられるよう甲子園を駆け回りたい」と意気込みを示し、岩男香澄は「一球一打へ真摯に精いっぱい務めさせていただきます」と決意を述べた。\n\n### 大会は8月5日に開幕\n第108回大会は8月5日に開幕し、決勝戦は8月22日に行われる予定である。各審判員の具体的な担当試合や役割については、今後発表される見通しだ。\n\n高校野球の審判員はこれまで男性が中心だったが、近年は地方大会で女性審判員が活躍する場面が増えていた。今回の決定は、国民的スポーツである高校野球において女性の活躍の場が広がったことを示す象徴的な一歩といえる。